視聴率低迷に苦しむフジテレビは先日、取締役会で亀山千広社長(60)が退任し、後任にBSフジの宮内正喜社長(73)が就任する人事が内定したことを発表。日枝久会長(79)も退任し相談役となり、フジ・メディア・ホールディングスの嘉納修治社長(67)が会長職に就く。これらの人事は6月28日の株主総会において正式決定される。
改革を期待されて就任した亀山社長だが、視聴率浮上はかなわず、後任に託されたが、そんなフジの中で唯一の光と言われ、“大型新人”と期待されているのは、4月に入社した女性ファッション誌「non―no」の元専属モデルの久慈暁子アナ(くじ・あきこ=22)だ。
CM、ドラマにも多数出演し、美貌で話題にもなった。「日テレの内定を蹴って、フジを選んだことに、幹部は大喜び。ルックス的に“ポスト・カトパン”として期待している。岩手県奥州市出身、日本ハムの大谷翔平とは同郷で同級生。お互いに面識もあり、一部で交際の噂が流れていたことで、冗談交じりながらも『もし2人が結婚でもしたら、大谷選手がメジャーに行った時にウチが独占できる!』と、鼻息を荒くしている幹部もいました」(フジテレビ関係者)
フジのアナウンサー採用試験は、アナウンス部長を含めたベテランアナが実技を見た上で、役員クラスによる最終面接で決まる。久慈アナは亀山社長ら上層部の大のお気に入りだったという。
「亀山社長はかわいがっていたカトパンと重ねていましたが、どうなんでしょうね。最近でも、亀山社長はホステスのアルバイト経験から内定取り消し騒動があった日テレ・笹崎里菜アナを『フジテレビなら採用する』と豪語し、局内から『他局のことに口出ししてる場合じゃないだろう』とあきれる声が出た。自局のアナをしっかり育てる気があるのか…。実力を重視するアナウンス部と、タレント性に重きを置く上層部であつれきも生じている」(前同)
大型ルーキー・久慈アナが期待通り活躍できれば、フジの迷走は止まるのか。
“ポスト・カトパン”久慈暁子アナ「育成法」でフジ上層部と現場にあつれき
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