俳優の東出昌大(29)が「第26回日本映画批評家大賞」で助演男優賞を受賞し、16日に都内で行われた授賞式に出席した。

 東出は、29歳の若さで亡くなった棋士・村山聖さんの人生をつづった映画「聖の青春」で、棋士の羽生善治役を熱演した。実在する人物の細かい仕草や、対局中の鋭い眼光などを完璧に演じきって話題となった。

 同賞の新人女優賞を獲得した高畑充希(25)とは、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で共演。「(当時)大阪での撮影では、自転車でたこ焼きを買いに行き、川で釣りを楽しんだ」と懐かしんだ。

 一方で「毎回、映画のクランクインは胃痛に苦しんでいた」と意外な一面をのぞかせた。今後については「謙虚に、日々感謝を忘れずにいたい」と語った。