吉本新喜劇座長の小籔千豊(43)が12日、大阪市の吉本興業本社で「音楽と笑いの融合」をテーマにしたフェス「コヤブソニック2017」の開催会見を行った。

 将棋好きで知られる小籔は、この日大阪市内で対局を行い、デビュー以来17連勝を達成した最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)について「多分、羽生(善治三冠=46)さんくらいすごい」とほめ、「(日本ハムの)大谷(翔平投手=22)くらいすごいですよ。王(貞治氏=76)、長嶋(茂雄氏=81)ぐらいセンセーショナルな人ですよね」と球界を引き合いに出して絶賛した。

 中学3年生ながら落ち着いた対応を見せる藤井四段と自身の娘を比較し「インタビューを見てたら、うちの子と一個違いぐらいやのに、あの人はすげーなーって思う。家に帰って娘を見たら、ため息出ますよね。こんなアホな娘もおるんかと。ウチの子は何かに17連敗くらいしてると思います」とボヤいた。

 だが、その原因については「そりゃ、こんな親のせいでもあると思うんです。育て方間違ったなと。『あ、たぶんあっちの親は立派なんやろな』と、藤井さんを見るといつも憂鬱な気持ちになります」と自虐気味に笑った。

 2008年から14年まで開催されてきた同イベント。3年間の充電期間を経て8回目となる今回は11月3~5日、インテックス大阪で開催される。