名古屋を拠点に活動する人気アイドルグループ「BOYS AND MEN」(ボイメン)の弟分ユニット「祭 nine.」が28日、都内で行われたデビューイベントで、デビュー曲「嗚呼、夢神輿」を初披露。詰めかけたファンの前で圧巻のアクロバットライブパフォーマンスを見せた。

「祭 nine.」は寺坂頼我(17)、野々田奏(17)、清水天規(19)、浦上拓也(17)、横山統威(16)、神田陸人(19)、高崎寿希也(16)の7人組ボーイズユニットで、名古屋を席巻中のボイメン研究生13人の中から選抜されて結成した。ボイメン研究生は、昨年12月に発売したシングル「ドドンコ Don’t worry」がオリコンデイリーランキングで初登場1位を獲得し、日本レコード協会ゴールドディスクに認定される快挙を成し遂げるなど、話題沸騰中のユニット。その選抜メンバーがメジャーデビューを果たした。

 この日はデビューシングル「嗚呼、夢神輿」を初披露。最年長の清水が「僕、夢神輿って読めなかった」とトホホなエピソードを明かして笑いを誘うと、その後は寺坂が「これからの僕たちを引っ張ってくれる曲」、野々田も「歌詞の『桜を背負うのさ』には日本を代表するアーティストになるという意味が込められている」と話をつなげ、MCをしっかりまとめ上げた。

「祭 nine.」の華々しいデビューに所属事務所の谷口誠治社長が「年末の賞レースの新人賞を狙っていきたい」と意気込みを語れば、レコード会社関係者も「グループを挙げたイチ押しアーティストとしてプロジェクトを進めていく」と鼻息は荒い。

 ボイメンの弟分として、今後どのような活躍を見せるか注目だ。