ポール2年ぶり熱狂来日 ファンを駆り立てる本当の思い

2017年04月24日 16時30分

妻のナンシーさん(左)と来日したポール

 元ビートルズの歌手ポール・マッカートニー(74)が23日、「ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017」(25日から)のため2年ぶりに来日した。プライベートジェットで米カリフォルニア州から羽田空港に降り立ったポールは、700人のファンの前に元気な姿を見せた。カジュアルなジャケットにスポーツシューズ姿の気楽さと同様、「これまでに来日したとき以上」と関係者をうならせるファンサービスを見せてくれた。

 関西から来た男性会社員(36)が持参した衣装にサインをしたほか、投げキッスも連発。スーパースターのサインを手に入れた幸運な男性は、多くのファンからカメラのフラッシュを浴びた。「ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットでポールが着用している青の衣装です。『サインをください』と英語で叫んだら、『しょうがないなあ』という表情で左手でサインしてくれました」と興奮を隠し切れない様子で語った。

 今回の来日では25日の日本武道館、27、29、30日の東京ドーム公演が行われる。平日の席はわずかに残っているが、土日のチケットはソールドアウトの人気ぶり。ツアー動員は16万人を想定している。音楽業界関係者は「2014年のツアーは体調不良のために直前でキャンセル。翌年には見事に日本に戻ってきましたが、高齢ゆえに再びアクシデントが起こらないとも限りません。ファン心理としては『今のポールを見ておかないといけない』という気持ちが働いているのでしょう」と話した。