人気アイドルグループ「嵐」の相葉雅紀(34)が主演を務めるフジテレビ“月9”ドラマ「貴族探偵」が17日にスタートし、初回の平均視聴率は11・8%だったことが18日、分かった。

 ここ数作、月9は不発が続いており、前々作「カインとアベル」(主演・山田涼介=23)は8・8%、前作「突然ですが、明日結婚します」(主演・西内まりや=23)は8・5%と、2作続けて初回最低視聴率を更新していた。

 しかし、「月9」30周年の節目となる今作はジャニーズ事務所のエースグループ「嵐」の相葉を主役に起用。共演にも武井咲(23)、井川遥(40)、中山美穂(47)、仲間由紀恵(37)ら、主演クラスをズラリ揃えた。そのかいあってか、きっちりと2桁をマークし、不名誉記録の更新は免れた。

 ドラマは相葉扮する素性不明の貴族探偵が、本人は推理はせず、執事や運転手、メイドに推理を任せ謎を解き明かす“前代未聞”のミステリードラマ。不思議な探偵役を演じる相葉は公式サイトで「これまで演じたことのないタイプの役どころですが、この“攻めた”役を楽しめたらと思います!」と意気込みを語っていた。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)