77歳・中村泰士氏「1万人の歌謡曲」開催 2時間近く指揮

2017年04月09日 20時57分

中村泰士氏(中央)

「喝采」「北酒場」などを手がけた作詞・作曲家の中村泰士氏(77)が9日、大阪市の大阪城ホールで「レインボー 1万人の歌謡曲」を開催した。

 このイベントは、「大阪を歌謡曲の聖地に」という思いを抱く中村氏が「クラシックの1万人の第九があるなら、1万人の歌謡曲があってええんちゃう?」と発案した。

 2部制で行われたコンサートの1部では、歌手の夏川りみ(43)や小柳ゆき(35)、昨年リリースした「男の子守唄」がヒットした漫才師のオール巨人(65)らがゲストライブを披露。中村氏が「これが最後のプロデュース」という歌手・エンジュ(年齢非公表)もデビュー曲「いとおしい」を熱唱した。

 2部では、中村氏の指揮の下、1万人が「いい日旅立ち」「異邦人」など全14曲の大合唱を行った。開始前には、親交のある大御所ラジオパーソナリティー・浜村淳(82)も激励に駆けつけた。

 公演を終えた中村氏は「『みんなで歌ったら楽しいよ』と皆さんに声をかけてきましたが、今日で少し分かってもらえたんじゃないか。こんなに歌で心を温かくしてもらったことはなかった」と感謝。2時間近い指揮にも「体は大丈夫」とほほ笑んだ。

 これまで6000人規模のコンサートはあったが、1万人は初めてだそうで「景色がめちゃくちゃ気持ちよかった」と喜んだ。

 今後については「今日もあるイベンターが見にきてくれて『先生、全国ツアーできますよ』と言ってくれた。ヨイショやけどね」といたずらっぽく笑ったが「歌謡曲に対する一般の皆さんの思いが集まったというのが分かった。来年もぜひやりたいと思います」と意気込んだ。

 また、ゲストライブに登場した巨人が「先日、首の手術をして右腕が上がらない」と首のけがを明かしたことについて「今日の音合わせまで知らなかった」とビックリ。ゴルフ好きの巨人に「『歌うどころかゴルフもでけへんやん』って言ったら『脇が締まってこれがええねん』て言われました」と話し、けがを押しての出演に感謝した。

 なお、事務所関係者によると、巨人は首の軟骨がすり減って骨と骨が接触し、神経に当たって痛むことから、先月30日に手術を行ったという。