国民的歌手・美空ひばりさん(享年52)の、生誕80周年を記念したチャリティーコンサート「だいじょうぶよ、日本! ふたたび」が5日、東京ドームで開催された。

 五木ひろし(69)、さだまさし(64)、坂本冬美(50)ら演歌歌手をはじめ、AKB48、きゃりーぱみゅぱみゅ(24)、May J.(28)ら幅広いアーティスト22組が顔を揃えた。

 第1部は出演アーティストがひばりさんの名曲をカバー。ひばりさんが12歳の時に歌った「悲しき口笛」はAKB48の渡辺麻友(23)、横山由依(24)ら32人で熱唱した。

 ほかに「越後獅子の唄」「あの丘越えて」も披露。横山は「AKB48メンバー一同、このステージに立てて本当に光栄です。美空ひばりさんの歌の素晴らしさと、歌うことの楽しさを再認識させていただいた」と振り返った。

 AKBメンバーが退場する際、司会を務めたフリーアナウンサー・徳光和夫(76)は「沖縄の総選挙、頑張ってね」と激励。すると、横にいた同じく司会のフリーアナウンサー・高島彩(38)は「徳光さんも総選挙、頑張ってください!」と声をかけた。

「第9回AKB48選抜総選挙」(6月17日、沖縄・豊崎海浜公園美らSUNビーチ)で、司会を務める予定の徳光へのエールと思われるが、毎年、名前の言い間違いなどミスをしてしまう徳光は苦笑いを浮かべた。

 ひばりさんの生涯をたどる映像に合わせ、名曲「川の流れのように」など2曲は出演者全員で合唱した。