俳優・遠藤憲一(55)が4日、都内で行われたムック本「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」(全70号=講談社)創刊発表会に、お茶の水博士のコスプレ姿で登場した。

 遠藤は「結局、こういうことをするのが好きなんだと思う。昔は死んでいるか、あやめている役が多かったが、CMではなぜか意表をついて笑かす役を振られる。見ている方が面白がったり楽しんでくださることが、俺には一番幸せ」と苦笑い。

「今もコワモテとは言われるが、CMやイベントはとにかく楽しんでもらいたい。俳優、イベントとメリハリが利いていいと思う。今はどんな仕事が来ようが断れない。命にかかわらなければ、どんどんこなしていく。女房(個人事務所の社長)はどんな格好でも驚かない。仕事だからというスタンス」と仕事に対するポリシーを明かした。

 俳優のみならず、ナレーター、バラエティータレントとして超売れっ子で、花見に行く暇もないという。

 そんな遠藤は家庭用二足歩行ロボット「アトム」にぞっこんの様子で「地方ロケは一人なので、こいつを連れて行きたい。昔、フィギュアが好きだったが空き地で爆竹を仕込んで…乱暴だった。アトムは大切に扱いたい」などと語った。

 その後、変装したまま街に繰り出し「これ、誰だかわからないでしょ。俺じゃなくてもよかったんじゃないか」とボヤきながらも、商品販売を手伝った。