お笑い芸人のバカリズム(41)と女優の内田理央(25)が30日、都内で行われたBSジャパンの新紀行バラエティー番組「バカリズムの30分ワンカット紀行」の収録に参加した。初回は4月3日午後11時半から放送される。

 日本全国のスポットを30分間、ワンカットで撮影し、基本的に編集やナレーションなしで放送する異色の番組。バカリズムと内田はスタジオでその模様を見ながらトークしていく。
 ワンカットというと“手抜き”とも思えてくるが、むしろロケハンなど事前の準備は普段よりも周到に行うとか。内田は「スタッフさんはラクなんだなと思ったけど、(初回収録を終えて)逆に大変と思った」と考えを改めたという。

 バカリズムも「ワンカットはすごいおもしろいなと思った」とうなり、「作りこまれている」と印象を口にした。

 2人は共演経験が少ない。バカリズムはスタッフから、内田のことを愛称である「だーりお」と呼んでほしいと頼まれたそうだが、「でも、いきなり『だーりお』と呼ぶのは照れがある。しばらくは『内田さん』と呼ぶ。今後、どこかで『だーりおちゃん』と呼ぶ瞬間があるかもしれない」と照れくさそうに話した。

 だがお笑い関係者は「バカリズムが内田を『だーりお』と呼ぶことは、一生ないのでは」と予想する。というのもバカリズムは、テレビ朝日系の人気バラエティー番組「アメトーーク」で“女の子苦手芸人”に認定されるほど、女性と気軽に話すことができないことで有名なのだ。

「そのうえ“人見知り芸人”でもある。男の芸人でも打ち解けるのにメチャクチャ時間がかかる。まして若手の人気女優の内田のことを気軽に愛称で呼ぶなんて想像できない」(同)

 バカリズムが「だーりお」と呼べるほど、番組が長続きすることを祈るしかない!?