3選・森田健作知事「母には100歳まで生きていてほしかった」

2017年03月30日 16時30分

亡き母への思いを語った森田氏

 千葉県知事選挙で“東京五輪一番乗り”を果たした森田健作知事(67)の実母・鈴木ぬい子さん(享年98)の通夜が29日、東京・大田区でしめやかに営まれた。

 ぬい子さんは知事選の告示前日(3月8日)の未明、老衰のため都内の病院で亡くなった。

 選挙戦前日の急変ということもあり、森田知事は立ち会えなかったというが「安らかな死に顔でした。これまで応援し続けてくれた母と一緒に選挙を戦いたい」という気持ちから、知事選後の葬祭となった。

 元警視庁の警察官だった父は10年前(12月)に亡くなっている。森田氏は本紙に「母には100歳まで生きていてほしかったんですけどね。くしくも98歳で父と同じ年でした。そういった意味では両親ともに大往生でした。ただ、親というのはいくつになっても生きていてもらいたいもの。残念でなりませんが、今は大正、昭和、平成と3つの時代を懸命に生きてこられたことにお疲れさまと言いたい。本当に感謝しています」と心境を語った。

 俳優から政治家となったときも背中を押してくれたのは、ぬい子さんだったという。

「私が政治の世界に入って、本当に心配し、応援してきてくれたのが母でした。去年の秋、ふと『自分が見ることのできる最後の選挙戦かもしれない』と言いだし、みんなにあいさつをしておきたいと言いだしたことがあった。それで告示前日の早朝に亡くなった。私は母に最後のお願いをしました。『私を含め支援者、スタッフが事故もなく、無事に選挙戦が終わりますように見守ってほしい』と。今、思うと、選挙戦の時は、いつも母が隣に一緒にいてくれたような気がする。きっと母もみんなにお礼を言っていると思います」(森田知事)

 ひつぎには3選を報じた新聞も納めたという。