お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(53)、浜田雅功(53)が27日、都内で行われた「2025日本万国博覧会誘致委員会発足式典」に出席した。

 同委員会は、2025年の万国博覧会を大阪市舞洲に誘致することを目的に発足。ダウンタウンは同委員会のアンバサダーを務める。コワモテで知られる自民党の二階俊博幹事長など、多くの政治家が居並ぶ中、2人は登場。お笑いにそぐわない厳粛な雰囲気だったが、そんなことはお構いなしにしゃべりまくった。

 松本は「我々でよかったんですかね? 中川家くらいでよかったんじゃないですか。だって浜田さん、大阪のこと忘れてるでしょ?」。さらに「いわばこれ、オリンピックの滝川クリステルみたいな位置ですから。向こうは“おもてなし”でやってましたから、ウチは“何もなし”ということで」と話すと場内は爆笑に包まれた。

 ちなみに浜田の父親はペンキ職人で、1970年の大阪万博でソ連館のペンキを塗ったという。浜田が「今回も、ちょっとだけどっか塗らしてほしい」とお願いすると、松本は「8年後ですけど大丈夫ですか?」。さらに浜田が「大阪だけじゃなく日本中、国を挙げて頑張ろう!」と言うと、「8年間、ホントにあなた、何も問題を起こさないでいれるか、それだけが心配なんですけど」とツッコんでいた。

 この委員会には、ダウンタウンが所属する吉本興業が誘致委員会会員として名を連ねているほか、同社の大﨑洋社長(63)も委員を務めている。吉本にとっては、社としての一大プロジェクトと言っても過言でない。そのプロジェクトのアンバサダーをダウンタウンが務める意味は決して小さくない。

「2025年には、松本と浜田は62歳になる。その年までアンバサダーを務めるということは、少なくともこれからの8年間、“吉本の顔”としてやっていくということを約束されたも同然でしょう」(芸能プロ関係者)

 まだしばらく2人の時代は続きそうだ。