岩井志麻子氏が“AV監督”として大奮闘
志麻子センセイが“AV監督”として大奮闘! 本紙男セン面で「いろ艶筆」を好評連載中の小説家・岩井志麻子氏が、このほどアダルト作品の監督に挑戦した。
「ヨーイ、ハイッ!」。都内のスタジオ内に、志麻子監督の掛け声が響き渡る。薄明かりのベッドルームで、ヒロイン役の主婦・浅井舞香サンと人気イケメンAV男優・鈴木一徹によるカラミが始まった。決して激しいカラミではないが、合体した2人は本当に愛し合っているかのようだ。
その間、志麻子監督は真剣なまなざしでモニターを見つめる。「ハイ、カット!」。このシーンの撮影前に、台本を手に「本当の恋人だと思ってやってね」「キスは激しく」などと2人に細かく指示を送っていたこともあり、一発でOK。アダルト作品の監督を務めるのは2006年以来、2度目とあって“監督らしさ”は十分だ。
作品では、監督だけでなく脚本も手がけた。ストーリーは、韓流好きの平凡な主婦(浅井)が、韓国料理店で出会ったイケメン韓国人店員(一徹)にひと目ボレして恋に落ちる。しかし彼は突然、帰国してしまい、つかの間の恋愛は終わりを告げるが、彼女は女としての自信を取り戻す…といった流れだ。
今回の作品は女性ユーザーを意識したという。
「女性に見てほしいので、男優はイケメンの一徹クンに出演してもらいました。エッチのときはキスを多くしましたし、丁寧に優しく胸を愛撫するところも盛り込んでいます。エロ小説を書いている私が、いいと思うシーンが詰まっています」
男性には、ややソフトに感じる方もいるかもしれないが、それも志麻子監督が意図してのこと。一緒にお風呂に入る場面でも、見ている側が「のぼせてしまうのでは」と心配するほど、湯船の中でキスをしながらイチャイチャし続けるのだった。
なお、この模様はAVメーカー「ソフト・オン・デマンド」が2013年1月14日に立ち上げるスマホ専用動画サイト「GIRL’S CH」で「韓流の夜」と題して1話ずつアップしていく予定だ。
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