5人組アイドルユニット「まねきケチャ」が26日、大阪公演で「6月28日にメジャーデビューする」と発表した。第1弾シングルには全国ツアー初日のZepp東京で初披露した「どうでもいいや」と、ライブの定番曲「ありきたりな言葉で」が収録される。

 まねきケチャは日本ツインテール協会がプロデュースする美少女ユニット。昨年4月、「音楽業界史上初!!アイドル専門メジャーレーベル」として誕生した「FORCE MUSIC」(フォースミュージック)からファーストシングル「きみわずらい/妄想桜」をリリース。同作は2016年4月25日付オリコンデイリーチャートで1位を獲得したが、「FORCE MUSIC」は同年10月にイベント運営業から撤退。今年1月、コロムビア・マーケティングと契約終了したことで、リリースしたCDは廃盤扱いになっていた。今回は元キマグレンのクレイ勇輝率いる「OTODAMA RECORDS」と「Virgin Music」(ユニバーサルミュージック)の強力タッグで、今度こそ“正真正銘のメジャーデビュー”となる。

「どうでもいいや」は初披露後、ツイッターなどで公開された動画が話題となり、多くのファンから音源化を希望する声が挙がっていた。まさにファン待望のデビューシングルといえる。この日、なんばHATCHに集まった多くのファンから盛大な祝福を浴びたメンバーから喜びのコメントが届いた。

 リーダー・中川美優(21)「ユニバーサルさんからのメジャーデビュー、本当にうれしいです。すったもんだがありまして、いつの間にか、まねきケチャのCDが店頭から消えてしまったので…。また、たくさんのCDショップに私たちのCDが置いてもらえるのを楽しみにしています。来年は武道館、再来年は紅白を目標に頑張ります。夏には地元の北海道で開催されるライジングサンに出演したいです」

 センター・松下玲緒菜(17)「私は愛知県出身なので、たくさん活躍して全国放送の歌番組に出演しておじいちゃんを喜ばせたいです。家族もユニバーサルミュージックと聞いて喜んでいたので、早くも親孝行できました」