28日に放送40年を迎えるABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜午前6時30分)を担当する道上洋三アナウンサー(74)が22日、同局で行われた春の番組改編会見に登場した。

 道上アナは「会社の中に僕より年上の人間はいない。社長も5歳年下でやりたい放題です。誰か、首に鈴を付けたいと思ってるだろうけど、よー付けにこない」と笑った。

 会見の司会を務めた川添佳穂アナ(26)について「彼女が新人の時に、土曜日にやってる『道上洋三の健康道場』の初代アシスタントをやってもらった。私が育てて、今は(夕方の情報番組)『キャスト』で頑張ってます」と話した。

 だが、川添アナは昨年秋の改編で「キャスト」を卒業し、現在は同局朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。すでに番組を離れたとの説明を受けると「え? 真裏でやってるん? 何で黙ってたん?」と驚いた。「おはよう朝日です」とは、放送時間がかぶるため知らなかったそうで「だから、宮根が辞めたのも知らなかったんですよ」と、1994年から2010年まで同番組の司会を務めたフリーアナウンサーの宮根誠司(53)の独立も知らなかったと明かした。

 40年で印象に残ったことについては、歌手の高石ともや(75)に勧められてホノルルマラソンを完走したこと、阪神・淡路大震災で被災地に炊き出しに行ったこと、63歳の時に髄膜腫の手術を受け、リスナーから2000通以上の手紙と20組の千羽鶴を受け取ったことの3つを挙げ、「リスナーは、家族以上の付き合いと感じてくださっている」と語った。

 また、28日からは“40周年イヤー”と銘打ち、高石に記念ソングを作成してもらいリスナーにプレゼントするなど記念企画を実施するという。