19日に放送された日本テレビ系「笑点」の平均視聴率が11・8%を記録したことが21日、分かった。

 長年お茶の間で親しまれてきた同番組は20%の数字をマークすることも多々あるが、先週(12日)は14・1%で今週は10%台前半の視聴率に留まっている。

 急落の原因として考えられるのは視聴者層が被る大相撲春場所(NHK総合)の影響だ。19年ぶりに誕生した和製横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦)が9連勝と絶好調ということもあり、視聴率も好調。「笑点」と放送日が被った12日17・6%、19日16・9%といずれも高い数字をマークしている。

 次回(26日)は春場所千秋楽。稀勢の里の快進撃が続くようであれば、来週も「笑点」の苦戦は続くかもしれない。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)