ジャニーズの人気グループ・嵐の松本潤(33)との交際の行方が注目される井上真央(30)に電撃引退説が飛び交っているという。現在受けている仕事を最後に、女優として第一線から引くのでは?というのだ。一時は結婚も取り沙汰された2人も、松本にセクシー女優との交際が発覚するなど不安材料が持ち上がった。それでも強い“松潤愛”は変わらないというから、井上の胸中にはやはり「結婚」の2文字があるようだが…。

 井上は一昨年に主演したNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が終了後、昨夏に当時所属していた事務所を辞め、昨年末ごろに俳優の岸部一徳(70)が代表を務める個人事務所に移った。

「そもそも井上が事務所を辞めたのは、遅々として進まない松潤との結婚話を進めるためだったんです。当時は、芸能界を引退すれば結婚できると考えていたようです。ところが例のSMAP解散騒動で、とてもじゃないが松潤と結婚できるような状況ではなくなってしまったわけです」(芸能プロ関係者)

 SMAPを巡る騒動が火を噴いたのは昨年1月で、8月に解散が発表された。そのはざまにあって井上と松本にも余波が及んだ。嵐はジャニーズの稼ぎ頭だけに、そう簡単に話が進まないのは無理もないところ。それでも井上は、信じる道をひたすら歩いていくと言わんばかりの様子だったという。

 2012年に「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた井上は、NHK大河主演翌年の16年に野田秀樹氏の作・演出による舞台「逆鱗」に出演したが、最近はテレビを見ても旧作の再放送が多く、目立った活動が伝わってこない。ある芸能プロ関係者の話。

「岸部さんや今の事務所のスタッフも、当惑しているんじゃないかと思いますよ。だって、井上に仕事を持ってきても受けようとしないんです。唯一のCMだった飲料メーカーの仕事も、自分から降板したとさえ言われている。テレビ局側も改編期の特別ドラマの主演を打診したところもあるようですが、断られてしまったそうです。じゃあ、スケジュールが埋まっているのかといえば、まったくの逆だというんですからね」

 仕事をあえて入れていない状況だというのだ。

「岸部さんの事務所に移籍した理由の一つは、やりたい仕事だけを受ければいいという条件があったそうなんですが…」(同関係者)。女優としてわざわざ引退宣言をしなくても、実質的に引退状況を自ら作り出していると言っても過言ではない。この状態に陥った一因と考えられるのが、週刊誌で持ち上がった松本とセクシー女優とのスキャンダルだ。

 ただ、それでも「井上の松本への愛情は何ら変わりはない。それより井上の中では、自分が仕事を続けているからこそ、余計なスキャンダルが出回り、結婚へ進めない要因になっているのでは?くらいに考えてしまったそうなんです。だからこそ、いつ結婚となってもいいように仕事を減らしているんじゃないか。あえて引退状態に追い込むんじゃないか、とさえ言われています」と前出の関係者は続ける。

 1人が準備万端整えたからといって、うまくいくとは限らないのが結婚というもの。ジャニーズ側に嵐を2020年の東京五輪・パラリンピックに絡ませたいとの思いがあり、そこまで待ったをかけているというのは本紙で既に報じている。

 だが「それ以上に2人の壁になりそうなのが、櫻井(翔)ですよ」とは制作会社関係者だ。

「テレビ朝日の小川(彩佳)アナとの交際はこの先、大きなプラスになると考え、コチラの結婚を優先させるんじゃないかと言われている。一つのグループで結婚は1人までというのは、形骸化している部分はありますが、さすがに嵐から2人の既婚者を出すとはちょっと考えにくい。松本の方には待ったがかかるんじゃないかと言われています」(同)

 交際期間10年以上といわれる2人だが、果たしてその行方は――。