プロフィギュアスケーター・安藤美姫(29)が16日に放送された日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演し、2010年バンクーバー五輪出場時の秘話を明かした。

 番組では「芸能界マジばなしランキング」と題して、タレントが自身のエピソードを披露。その中で、安藤はバンクーバー五輪に出場した際に、ショートプログラムとフリープログラムの間に現地の美容師をホテルに呼び寄せ、髪をカットしてもらったことを告白した。

 安藤はビフォーアフターの写真を見せて「わかりにくいんですけど、ボブに。(親指と人さし指を10センチほど広げ)これくらい切りました」と手振りを交えて説明すると、松本人志(53)は「(この話)そんな着地でいいの? せめてこれ(30センチほど)ぐらい切ったとかさ。こんな程度切った話をエンディングの近くでぶち込んでくる?」とダメ出しした。

 これには浜田雅功(53)が助け舟を出し「ショートとフリーの間にやったのが重要なん」とフォロー。続けて安藤も「お団子が結構主流なんですよ。先生と話して、やっぱり五輪は祭典だから印象に残そう、他の選手と違う印象にしようって。髪の毛下ろしてる選手ってあんまりいないんですよ。気分転換もしたかったんで」と主張した。

 それでも納得のいかない松本が「ウチのスタッフ、その話OKって言ってました」と突っ込むと、安藤はひるまず「私たちは生活するのが選手村なので、そういうことする人はあんまりいないんです。っていう話をしたら(スタッフに)OKをもらいました」と笑い飛ばした。