
歌舞伎役者の市川染五郎(44)が16日、東京ミッドタウンで開催された「江戸富士(EDO—FUJI)」オープニングイベントに出席。富士山のモニュメントをバックに、歌舞伎舞踊「石橋」を披露した。
ミッドタウン10周年イベントの「江戸富士」は、芝生広場に高さ6メートル、幅23メートルの巨大な富士山のモニュメントが設置され、プロジェクションマッピングによる演出をするもの。染五郎は「今月の初めまでここ(ミッドタウン芝生広場)はスケートリンクでした。今日来たら富士山になっているというのが驚きです」と驚きの声を漏らした。
染五郎は昨年5月のラスベガス公演でもプロジェクションマッピングを使って演出した。「古典の歌舞伎を日本だけではなく、世界の方に知ってもらいたいという思いがあります。歌舞伎を世界中の方に見ていただき、やっていただきたい」
屋外で「石橋」を踊った染五郎は「新鮮です」と話した。