文芸春秋とよしもとクリエイティブ・エージェンシーがタッグを組んだ文芸誌「文藝芸人」の発表会見が発売日の16日、都内で行われた。会見にはFUJIWARA・藤本敏史(46)、平成ノブシコブシ・徳井健太(36)、ジャルジャル・福徳秀介(33)、ハリセンボン・箕輪はるか(37)、横澤夏子(26)らが出席した。

「文藝芸人」にはダウンタウン・松本人志(53)ら総勢152人の吉本芸人が参加。それぞれが小説やエッセーなどを寄稿している。芥川賞作家のピース・又吉直樹(36)のインタビューも掲載されている。

 藤本は開口一番「まずは又吉が来れなかったことをおわびいたします。すいません、二軍感が強くて」と“謝罪”した。

 今回は「私の趣味自慢」としてプライベートをつづった藤本だが、次回は小説執筆にも意欲を見せた。「若手女芸人を主人公にしようかなと。タイトルはどうしようかな?『花火』とか」と又吉の芥川賞受賞作「火花」に便乗する気満々のコメント。すぐさま周囲から「パクッてるやん!」と総ツッコミを浴びた。

 また文芸春秋が発刊している週刊誌「週刊文春」は昨年、芸能人のスキャンダルスクープを連発し、“文春砲”と大きな話題になった。これをきっかけに吉本芸人へのマークが緩むのかという質問も飛んだが、西川清史文芸春秋副社長は「親しき仲にもスキャンダル。私の言うことを聞いてくれる編集部じゃない」とどこ吹く風だった。