敗血症による多臓器不全のため、14日に都内の病院で死去していた俳優・渡瀬恒彦さん(享年72)の葬儀・告別式は近親者のみで行われることがわかった。

 渡瀬さんは2015年秋ごろから胆のうがんで闘病していたが、事務所関係者によると2月中旬から左肺に気胸を発症して入院。気胸はかなり回復しており、13日には4月スタートの主演ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の撮影スケジュールの打ち合わせなどを行っていたという。

 事務所関係者によれば「13日に会ったとき、本人は撮影に戻るつもりでいました。本人の好きな作品の1つでしたから。それが14日夜に容体が急変した」といい、最後は奥さんと息子、娘の3人にみとられて天国へ旅立ったという。

 なお、「お別れの会」は後日行う予定だというが、現在のところ日程は決まっていない。