作家・辻仁成氏(57)が監督を務める映画「TOKYOデシベル」(5月20日公開)の発表試写会が15日、都内で行われ、製作プロデューサーを務めるタイタン・太田光代社長(52)が登場した。

 同作は、ロックバンド「SOPHIA」の松岡充(45)が主演、安達祐実(35)、安倍なつみ(35)らも出演する。辻氏の同名小説が原作で、音の地図を作る大学教授・宙也(松岡)と元恋人で音の調律師・フミ(安達)と謎の女・マリコ(安倍)を軸にした悲しき男女の物語。

 音楽は、辻監督の盟友である「LUNA SEA」「X JAPAN」のギタリスト・SUGIZO(47)、尺八奏者・入江要介(年齢非公表)が担当する。

 光代社長は映画製作のきっかけを「もともとは夫の太田光のために映画会社を作ったんです。それが、縁あって辻監督が所属となって話が進みました。太田光がモタモタとしているから」と苦笑交じりに明かした。

 映画については「私たちもいろいろと勉強になりました。辻監督はフランスに住んでいらっしゃるので、映像の切り取り方も(日本とは)少し違っている。音も映像も美しいですね」と話した。

 さらに注目されているのが、安達と安倍の“ママ友ツーショット”。

 安達は昨年夏に第2子となる長男を出産、ほぼ同時期に安倍も俳優・山崎育三郎(31)との間に第1子を出産し、現在は仕事をセーブしている。

「安達さんと安倍さんのツーショットは視聴率が取れるので、宣伝のために公開直前にはテレビ出演が増えるのでは? 安倍さんの夫の山崎さんも役者として大ブレーク中で、注目が集まっている。2人の女優ママがどういうトークを繰り広げるのか楽しみですね」(ワイドショー関係者)

 2人の露出が映画ヒットのカギを握りそうだ。