お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次(38)が扮するトータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMI(60)が14日、都内で行われた衣料スチーマー新製品「NI―FS530」(パナソニック)発表イベントに登場した。

 芸人として“千の顔”を持つ秋山が扮したYOKOは、ファッションデザイナー・コシノジュンコ(77)をリスペクトしたような容貌。衣類のしわ取り用のスチーマーのPRイベントなのだが、登壇したYOKOは「しわこそ人間の生み出したおしゃれ。しわを取る必要なんてないんです! 私は『しわ48』というブランドを立ち上げています」とまったく逆のスタンスを主張し、笑いを取った。

 その後、しわのおしゃれさをアピールし続けたが、いざ製品でシャツのしわを取る段階になると、その使い勝手の良さに満足げな表情で「うちのスタイリストにも持たせたいわ」と認めた。

「TPOに応じて、しわを取るのもおしゃれね。逆にしわを取ることで、しわのおしゃれ感が際立つこともあるし」とYOKOは持論を展開した。

 囲み取材ではYOKOが「世界で3本の指に入るお笑い芸人。お笑いについて真摯で、独自の世界を展開しているわ」と評価する秋山の現状にも話題が及んだ。

 YOKOによると秋山は「最近、キャラが多すぎて、困っている。とんでもない量の(コント用)かつらをかぶっていて、普段のしゃべり方もわけがわからなくなっているそうよ」と苦笑い。

 秋山の収入について聞かれると「月に数十万ってとこかしら。いや、もっともらっているかもね」とにんまりだった。