所属事務所を通じて2月末日をもって芸能界引退を表明した元女優の堀北真希(28)だが、いまだスッキリしないのがその経緯だ。

 昨年12月に夫の俳優・山本耕史(40)との間に第1子を儲け、仕事をセーブしていた堀北。引退は家庭と子育てに専念するためとされている。しかし、「所属事務所の社長はこれまで、絶対に引退の2文字はないと断言していた。それが急転直下の引退です。何かあったのかと疑ってしまいます」(事情通)との声も聞かれる。

 その堀北の周辺から、意外な情報が浮かび上がってきた。

「堀北は芸能界引退なんて本気で考えていませんよ。今回だって引退と騒いでいるのはメディアだけで彼女の口から引退と言う言葉は一度も語られていません。今回の一件は事務所を円満に辞めるパフォーマンスとみるべきでしょう」(同)

 なんと子育てが一段落したら、女優として再びカメラの前に立つつもりだというのだ。事務所は「引退」という言葉を使ったが、本人直筆のコメントにその2文字はなかった。それにしてもなぜ、事務所と袂を分かつことを決めたのか?

 芸能関係者は「理由はずばりギャラです。夫の山本と一緒になって、いかに個人事務所が得かということに気がついたんです。堀北は年間に休めて10日間。それでも年収は3000万円弱。一方の山本は1億円超え。しかも、休みたいときに休めるんです。堀北は夫の事務所でマネジメントしてもらったほうが100倍いいな~と思ったんですよ」と明かす。

 こんな話も飛び込んできた。

「近々、山本の個人事務所は引っ越して、マネジャーを新たに雇う準備を始めているそうです。恐らく、堀北の加入を機に女優のマネジメントにも本格参入するつもりなんです。マネジャーや女優などは皆、興味津々のようです」(芸能プロ関係者)

 山本は俳優だけでなく実業家の才にも恵まれたようだ。