未確認生物は人海戦術や機械を駆使しても全貌がつかめないような、大きな湖や山林の奥深くに潜んでいると考えられることが多い。

 たとえばネッシーがすんでいるとされるネス湖は深い所が多く、水中カメラでも見通しが悪くて調査は難しい。また、北米大陸のビッグフットやヒマラヤの雪男なども生息域が非常に広いため、目撃証言は多くても追跡することは難しいという。

 このように、未確認生物は人跡未踏の大自然が広がる所で目撃されることが多いが、中には非常に狭い範囲で姿が確認された事例も存在する。

 2001年ごろからヨーロッパの小国ルクセンブルクで、毛むくじゃらの獣人の目撃証言が相次ぎ、写真や動画に撮影されるという事件が起きた。同年8月に写真が撮影された獣人の姿は身長2メートルほど、全身が黒い毛で覆われていたという。また、翌2002年1月にも同じものとみられる獣人が別の男性によって動画撮影されている。

 ルクセンブルクの面積は日本の千葉県の半分程度。しかし国境はドイツ、フランス、ベルギーと接しており、いずれも豊かで広大な森林地帯のある国である。

 このルクセンブルクで目撃された獣人の目撃証言は現在では落ち着いているが、もしかすると隣国に移動して今も森の中に潜んでいるのかも知れない。

【関連動画】The Luxembourg Bigfoot Sighting – Enhanced
https://youtu.be/ntkXEgtiyB8

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS