佐藤浩市 22年ぶり最優秀主演男優賞に「こんなに重かったかな」

2017年03月03日 23時06分

笑顔でスピーチする最優秀主演男優賞の佐藤浩市

「第40回日本アカデミー賞」授賞式が3日、都内で行われ、「64‐ロクヨン‐前編」の佐藤浩市(56)が最優秀主演男優賞に輝いた。

 佐藤はこれで最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞をそれぞれ2度ずつ獲得したことになる。最優秀主演男優賞は1995年の第18回で「忠臣蔵外伝 四谷怪談」で受賞して以来、22年ぶり。

 壇上で「久しぶりに大きいほう(最優秀主演男優賞)のやつをいただいた」とあいさつ。トロフィーを握り締め、「こんなに重たかったかな…。50(代)の半ばを過ぎて筋力が衰えて重たいのか、別の考えで重たさを感じているのか。当然後者のほうだが。…(言葉が出ずに)困っちゃうなあという感じ」と声を上ずらせた。

 式後には会見に対応。ちょうどこの日、自身の息子が寛一郎(かんいちろう=20)の芸名で俳優デビューすることが各紙で伝えられた。デビュー作は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(9月23日公開)。

 佐藤は寛一郎に助言するか聞かれ「まあ言わないですよ」とニヤリ。「(自分たちが)培ってきたことが(息子に伝えて)生きる世界でもない。彼の周りの新しい人たちに接して感じていけるか」と役者としては“距離”を空け、自身で成長するよう促した。

 寛一郎が活躍すれば、さっそく来年のアカデミー賞新人俳優賞に選ばれる可能性もあり、佐藤も選出されると“親子共演”が実現する。

 佐藤は「三國と俺との間でやっちゃっている」と苦笑い。96年のアカデミー賞で佐藤は父で俳優の故三國連太郎さん(享年90)と“親子共演”しているため、自身の息子と同じステージに立つことは、やんわり拒んだ。