大学1年生の美女日本一を決める「FRESH CAMPUS CONTEST 2016〜2017」が2月28日、都内の日本武道館で開催されたイベント「NEO ROCK FES supported by 『an』」内で行われ、女子アナ志望の遠野愛さん(青学大=19)が栄冠を手にした。

 遠野さんは受賞の瞬間、感極まりながらも「つらいこともあったが、応援してくれた友達に感謝したい。人生で一番の達成感を感じている。グランプリの名に恥じないよう日々まい進していきたい」と的確に感想を語り、アナウンス能力の高さを見せつけた。

 昨夏、フィリピンに語学留学して帰国した直後、デング熱感染が発覚し10日間入院。37か所蚊に刺されており、ほかにも複数の病気に感染していることが判明したという。

 当時、すでにコンテストにエントリー中だった。病院のベッドで高熱にうなされてコンテストをあきらめかけたが「友人に励まされて続けると決めた。フラフラの中、ツイッターの更新を重ねた」という。それだけに喜びはひとしお。美貌のみならず、根性と執念で勝ち取ったグランプリだった。

 イケメンの実兄がアナウンサーを目指していたことから興味を持ち、女子アナになる夢をふくらませた。女子高生だった2014年には「第19回新橋こいち祭 ゆかた美人コンテスト」で入賞。その際、人気ナンバーワンの水卜麻美アナ(29=日テレ)に会ったことが、女子アナへのあこがれを一層強くさせた。

「見たことがある顔だったので、知り合いだと勘違いして声をかけてしまったが、水卜さんは気にせずあいさつしてくれた。あんなふうに周りに配慮ができる人になりたい」。機転が利き、気遣いができる水卜アナにすっかり魅了されたようだ。

 その後、田中みな実(30=元TBS)、小林麻耶(37=元TBS)、三田友梨佳(29=フジテレビ)、小川彩佳(32=テレビ朝日)らを輩出した青学大に入学。2020年の東京五輪を社会人として迎えることを見越して「アナウンサーも英語が話せないといけない」と、短期留学して英語の習得に励んでいる。

 ちなみに好みのタイプは「俳優の斎藤工さん(35)。包容力があって優しい男性がいい」とか。かわいすぎる大学1年生が近い将来、人気アナになるのは間違いないだろう。