双子の妊娠を発表した米歌姫ビヨンセ(35)が医師から仕事を減らさないと胎児が危険にさらされると警告されていたことが分かった。米芸能サイト「レーダーオンライン」が報じた。

 ビヨンセは12日(米国時間)に開催されたグラミー賞授賞式で大きくなったおなかがはっきりわかるドレスでキレのあるダンスを見せながら熱唱してファンや関係者を驚かせた。そして最優秀ビデオ賞と最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞を受賞して健在なところを見せた。

 しかし、ビヨンセの担当医は彼女が妊娠した後もこれまでと同じペースで仕事を続けているために胎児が危機にさらされていると警告したという。さすがの歌姫も医師の指示には逆らえなかったようだ。

 ビヨンセの広報は23日、「数か月間は仕事をセーブするようにという医師のアドバイスに従って、ビヨンセはコーチェラ・フェスティバルに出演するのを見合わせることを決断しました」と発表した。

 コーチェラ・フェスティバルは毎年4月にカリフォルニア州の砂漠地帯コチェーラ・バレーで開催される大規模な野外音楽フェスティバルで、昨年は人気ロックグループ、ガンズ・アンド・ローゼズや大物DJカルヴィン・ハリス(33)などが出演した。今年の目玉はビヨンセだったが、ドクターストップがかかってしまった。

 そうしたなか、おめでたをきっかけにラッパーの夫ジェイ・Z(47)との夫婦仲も修復されてベストな状態だという。米「E! News」によると、ここ数年来ジェイの浮気疑惑が取り沙汰されて夫婦仲は悪化していたが「ビヨンセとジェイの夫婦仲はこれまでにないほど良好です。2人はいつもビッグファミリーを望んでいました。双子を妊娠したことを知ってとても驚き、そしてハッピーな気持ちを隠せないでいます」と関係者は語る。

 長女のブルー・アイヴィーちゃん(5)も双子の誕生を心待ちにしているという。