俳優の野村周平(23)と女優でモデルの内田理央(25)が19日、東京ドームで行われたスタントショー「ナイトロ・サーカス」の10周年ワールドツアー・東京公演初日(大阪公演=25、26日)を観賞した。

 内田は、宗教団体「幸福の科学」への出家騒動で揺れる女優・清水富美加(22)と同じ事務所に所属。清水はテレビ朝日系「仮面ライダーフォーゼ」(2011~12年)に出演し、内田は同系「仮面ライダードライブ」(14~15年)に出演した。「私は1年間楽しくやっていた」と当時の撮影を笑顔で振り返った。清水側が主張しているように「月給が5万円だったのか」と聞かれると、関係者が質問を制し、内田は苦笑いで何も答えず去っていった。

 世間を騒がせ、清水側と所属事務所側が真っ向から対立している問題に関する内田への質問であり、会見場にはピリピリムードが漂うかと思われた。だが、意外にもそうではなかった。むしろ、会見後に関係者が「(質問の制止は)予定通り」とひそかにニンマリして目配せしていたほど。

 この会見前に関係者は内田サイドなどと綿密に打ち合わせしており、シミュレーションをしていたようだ。

「周囲はもう冷静に対処している。清水がまだ強硬な姿勢を見せているから着地点が見えないけど、そろそろ大人の対応で当事者双方が落としどころを探るべき」(テレビ関係者)

 会見でも、内田がバイクのパフォーマンスをする男性について「カッコいい」とうっとりすると、女優・水原希子(26)との交際がささやかれる野村がすかさず「俺やっていますよ!」とアピール。内田が「ホントですか。じゃあ、カッコいい」とヨイショして笑わせた。事務所の仲間が踏ん張っているうちに、清水は事態の収拾を図ってほしいところだ。