物まね芸人のリトル清原(45)が16~17日、沖縄・那覇市内のバー「ものまね屋しじみんちゅ」でイベントを行った。昨年2月に清原和博氏(49)が覚醒剤取締法違反で衝撃の逮捕。あれから約1年が経過し、一時は営業のキャンセルも相次いだというリトル清原が、事件の余波と清原氏について口を開いた。

「ショックでしたよ、信じてたんで。1年前は引退かなとも思った」。昨年2月、キャンプ営業のため沖縄入りした日に逮捕の一報を知る。「それからは仕事のキャンセルの電話や取材の依頼がひっきりなし。僕自身、事実関係がわからなかったのでほとんどお断りしましたけど、事件直後のテレビでは僕まで悪人扱い。使う写真も悪い表情ばかり使われたり、そういう風潮はありました」。舞台で「クスリやめろー!」と痛烈なヤジを浴びせられたこともあったという。

「でも、仕事で全国に行くと、清原ファンですという方は今もたくさんいて、そっくりさんの僕にも応援してますと励ましをいただける。そういう人は大勢いるんです。開き直ってクスリネタをやれとも言われたけど、それは絶対にやらない。僕がやるのはスーパースター、プロ野球人清原の物まねだけです」

 本人との連絡は「取ってないというより、取りようがない」と言うが「僕から言うことはないですけど、清原さんも頑張っていると思う。これからどんな活動をされるのかはわかりませんが、見守っていきたい」とエールを送る。

「物まねはこの先も続けます。理由? 好きだからですよ! 清原ファンだからです」と力を込めたリトル清原。その思いが清原氏本人へ届くか。