「幸福の科学」への出家を発表した女優・清水富美加(22)が17日に告白本「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版)を発売したことについて、所属事務所「レプロエンタテインメント」が声明を発表した。

 本間憲社長名義の「弊社所属タレント・清水富美加 書籍の出版に関して」は以下の通り。

「現在、代理人間で協議を続けているこのタイミングで清水富美加の書籍が出版されたことについては誠に不可解であると言わざるを得ません。この書籍には事実と異なる部分も多々含まれておりますが、弊社といたしましては、契約解除の問題に無関係な部分についての過熱報道が続くことは望んでおりませんので、問題の早期解決のため、書籍の内容についてのコメントは控えさせて頂きます」

 本間社長は「末筆ながら、このたびの騒動につき、皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。

 清水は16日深夜、自身のツイッターに本の表紙写真を掲載。『この本も、またすぐ差し止められちゃうかもしれないんですけど 私の持ってる真実、消されたくないので 改めて千眼美子として生きてゆく宣言。 「全部、言っちゃうね。」 明日、17日、発売。』(原文ママ)とつぶやいた。

 同著で清水は「遺書を書くような思い」「『いつでも死ねるし』っていうのが続いていた7年間だった」と心境を吐露している。教団関係者によると、著書は、教団側、所属事務所側の双方が記者会見を開いた12日の前日「11日から、医師の立ち会いのもとでインタビューした内容を編集したもの」だという。