【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】昨年、ピースの綾部祐二(39)が緊急会見で、今年4月から米国ニューヨークを拠点に活動することを発表した。

 かねて夢に掲げていた「ハリウッド進出」への第一歩で、綾部と仲の良い平成ノブシコブシの徳井健太(36)によれば「最高形を目指してみたい。モテたい。有名になりたい」というのが綾部の目的らしい。そんな綾部に暗雲が垂れ込めている。トランプ大統領(70)の誕生で、ビザ取得が難しくなっているというのだ。

 土田晃之(44)は「綾部とレギュラーをやらせてもらっている番組で、今度その収録後に、綾部が出演できなくなるからって、食事会がある。『頑張れ会』みたいな。アイツがもしトランプさんの発言によって、米国に行けないならば、ひょっとしたら『秋までいるかも』なんですもんね。いや、どっちでもいいけどさ。お前が米国に行こうが、いようがさ」と、すっかり白けた雰囲気を漂わせている。

 ナインティナインの岡村隆史(46)も「(綾部は)本来ならね、もうそろそろ行かなアカンのですけど、この間『まだおるやん』って話したら『いや、岡村さん、ちょっとヤバいです。ビザが下りません。予定してたよりも随分、遅れるかもしれません』と。だから『逃げろ、一回。フィリピンかどっかに潜伏しろ』って言った」と、米国に行ったふりをするようアドバイスした。

 だが、綾部本人は意外にのんきだ。南海キャンディーズの山里亮太(39)が本人に渡米の準備を聞いたところ、あまり進んでいないようで、英語もしゃべれず、スタンダップコメディーの勉強もしていないとか。

 本音を聞くと綾部は「俺さぁ、実は一番の目的ってのがあんのよ。俺、2年ぐらいね、オシャレなカフェで働きたいの。ほらニューヨークってさ、夢が転がってる街なんだよね。カフェで働いてた人が、プロデューサーとかの目に留まって、スターダムを駆け上がるみたいなのも聞くし…」と、恐ろしく“細い線”を狙っているようだ。

 働きたいカフェだけはすでに見つけており「自転車を自分でカスタムできる店を見つけたし、それ乗る時に背負うカバンもいい店も見つけたし、ジョギングコースとかも把握してる」と、仕事よりも憧れのライフスタイルから入っているようだ。そんなことで本当に米国でやっていけるのか。人ごとながら心配になってくる。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。