まだまだ続くのか「安倍VS朝日」記者が不適切ツイート謝罪の背景

2017年02月14日 16時30分

 朝日新聞の神田大介テヘラン支局長が10日(日本時間11日)に日米首脳会談に臨んだ安倍晋三首相(62)についてツイッターで「大丈夫かな…またおなか痛くなっちゃうのでは」と持病をやゆするような書き込みをして、削除、謝罪に追い込まれた。

 安倍首相は難病に指定される潰瘍性大腸炎で第1次政権を退陣しているが、その後、特効薬が開発されたことで回復している。ネット上では、心ない神田支局長のつぶやきに批判が殺到した。

 とはいえ、ここまで炎上したのには伏線があった。安倍首相と朝日新聞は長年にわたって、対立しているが、産経新聞が11日付で昨年11月に安倍首相とトランプ氏(70)が初会談した際「あなたと私には共通点がある。あなたはニューヨーク・タイムズに徹底的に叩かれた。私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的に叩かれたが、私は勝った」とやりとりがあったと伝えていた。

 永田町関係者は「7日の衆院予算委員会でも安倍首相は朝日の吉田調書報道(東電福島原発の吉田昌郎元所長の命令に所員が違反した等)の誤報を引き合いに出し、非難したように朝日が心底嫌い。そんなタイミングで神田氏が非常識にも病気の話を持ち出した。いくら朝日新聞の社是が安倍政権打倒としても許されるものではない」と指摘する。

 この神田支局長は過去にもツイッターでたびたび舌禍騒動を起こしている。「朝日はツイッター使用に寛容で、神田氏も“ネット記者”のはしりを自称している。社会畑を歩んだ後、4年前にテヘラン支局に異動したが、現地から日本と変わらぬ頻度でツイートしていて、熟考せずに即反応している節もあるから今回みたいなことをやらかす」(メディア関係者)

 神田支局長は「私は何事も是々非々でみるようにしています。もちろん安倍首相を批判するツイートもしますが、『アンチ安倍』と言われるのは心外です」と釈明したが、後の祭り。

 朝日新聞広報部は「極めて不適切なツイートと受け止めている。本人も謝罪し、削除している」と説明している。