松井玲奈(25)が主演を務めたメ~テレ(名古屋テレビ)制作のドラマ「名古屋行き最終列車2017」(8日深夜0時20分)が深夜帯で7・1%の高視聴率を記録した。

 このドラマは名古屋へ向かう最終列車が舞台のヒューマンコメディー。2012年12月にメ~テレ50周年記念作品として放送されて以来、毎年制作されており「東京ドラマアウォード2013ローカル・ドラマ賞」をはじめ過去に数々の賞を受賞した。

 松井は吉川一美役として第1弾から出演している。各話それぞれ主人公が異なるオムニバス形式で描かれており、第5弾となる今回は6日から4夜連続、同時間帯で放送された。

 松井の登場回(第3夜)の視聴率は6日放送の第1夜(3・2%)、7日放送の第2夜(5・9%)、9日放送の第4夜(5・2%)と比べても際立っている。また通常、名古屋地区の水曜深夜は「ナカイの窓」(中京テレビ=日本テレビ系列)が、圧倒的な強さを見せているが、“玲奈効果”もあって8日は「名古屋行き――」が同時間帯トップの座を奪った。

「7・1%はこの時間帯ではかなり良い数字です。また過去に放送した松井さんの登場回と比べても最も高い数字でした」(メ~テレ宣伝部)というだけに第6弾の制作も期待できそうだ。

(視聴率は名古屋地区、ビデオリサーチ調べ)