タレントの坂上忍(49)が13日、MCを務めるフジテレビ系「バイキング」に出演。出家し芸能界から引退することを電撃表明した女優・清水富美加(22)について「事務所に対する配慮は何一つない」と語った。

 清水は12日、「ファンの皆様・報道関係者の皆様へ」と題した手書きの文書で「幸福の科学という宗教に出家しました」と明らかにしていた。

 番組では清水の“出家引退”をトップニュースとして取り上げると、坂上は「信仰の自由は守られているから、周りがどうこう言う必要はない。でもどうしてこんなに(関係が)こじれてしまうんですかね。ここまでこじれる前になんとかならなかったのかな」とコメントした。

 出家して辞めるという強引なやり方に話題が及ぶと、タレント・フィフィは「皆さんは無責任だと言うかもしれないけど、精神状態崩したまま、次の日仕事来いよというのも酷じゃないですか」と発言。これに坂上は「別に出家したっていい。(問題なのは)やり方だって」と反論した。

 さらに坂上は清水の直筆メッセージに注目し「追い込まれていたのは分かる。ただ事務所に対する配慮は何一つ書かれていない」と不快感をあらわにした。

 続けて、清水が「つらいときに事務所が守ってくれなかった」という趣旨のツイートをしたことについて「それで、さらにこういうツイートをやっているんだよ。この後のことを考えたとき、また事務所批判しますか、また業界批判しますか、まがりなりにも8年お世話になってきたんじゃないんですか、という問いかけは当然出てきますよ」とまくしたてた。

 それでも収まらない坂上は「俺は擁護する気は一切ない。結果論としては仕事飛ばしているわけだから」とバッサリと切り捨てた。