タレントの中川翔子(31)が11日、名古屋市内で行われた映像配信サービス「dTV」の「VR(バーチャル・リアリティー)体験ラウンジ」オープン記念イベントに登場した。

 ゾンビと人間によるパニック・サバイバルを描いた米人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のVR版が日本初公開されたこともあり、会場はゾンビ一色。この1週間、同ドラマを見続けたほどファンの中川は「ゾンビは本当においしそうに(人肉を)食べるので、見てたらおなかがすいてしまって、少し太った」と冒頭からノリノリ。しかし、これはまだまだ序の口だ。

 続けて「もし自分の好きな人がゾンビになったら、私は喜んでかまれる。でも私の好きな人はためらいなく私を殺る(やる)でしょう。そういう人を好きになってしまう」「(登場人物の)グレンが大好き。猿ぐつわをはめられているシーンで白米食べました。イケメンがダメージを受けるのが大好物」など“しょこたん節”を次々に炸裂させた。

 VR装置を着けての映像体験では「うはははは!」と大音響の笑い声を発し、「VRはゾンビのために生まれたようなものですね。毛穴からゾンビ汁が出てきた」と頬を紅潮させながら堪能した。

 そんな中川のテンションは、ユージーン役で出演しているジョシュ・マクダーミット(38)の登場でマックスに。「こんな興奮と絶望を与えてくれる作品をありがとうございます。ジョシュさんの髪形、キュートですね」などとあいさつし、作品の話で大盛り上がりだ。

 そして「ウォーキング・デッドの(日本語版)ボイスアクターで出たい。上の人に伝えてください」と英語でまさかの直訴。マクダーミットは笑いながら「分かった、伝えるよ。でも僕は上の人に嫌われているけどね」。ゾンビ同様、ギリギリで“撃退”された。

 それでも作品愛、ゾンビ愛を思う存分伝えられた中川は満足げ。残念ながら愛するグレン役の役者は登場しなかったが「グレンだったらお漏らしします」とのことだけに、ほどよい興奮状態だったようだ。