【ブルーリボン賞】主演女優賞で初の3冠・大竹しのぶ「20年後にまたここに立ちたい」

2017年02月08日 19時20分

大竹しのぶ

 東京映画記者会(東京スポーツ新聞社など在京スポーツ紙7紙の映画記者で構成)が主催する「第59回ブルーリボン賞」授賞式が8日、東京・千代田区のイイノホールで行われ、「後妻業の女」での演技が評価され、主演女優賞に選ばれた大竹しのぶ(59)が登壇した。

「青春の門」で第18回新人賞、「波光きらめく果て」で第29回助演女優賞を受賞した大竹は、初受賞から42年の歳月を経て本作で初の3冠に輝いた。

 厳かな雰囲気を想定し着物姿で登場したものの「冗談のようなわけのわからないトークにゴジラが出てきて、ケータイまで鳴る。着付けの先生にはとっても威厳のある賞だと伝えたが、来年この笑いを松山君(主演男優賞)と取れるのだろうかと、賞を取った喜びが吹っ飛び、不安がこみ上げてきた」と困惑の表情を浮かべた。

 よほどうれしかったのだろう。今でも初受賞の際の服装まで鮮明に覚えているという。

「見た目は全く変わったが、青春の門のロケに出る時に父が駅のホームまで送ってくれて『お父さんは芸能界は知らないが、自分をしっかり持って一生懸命やってください』と言われたことを思い出した」とあいさつした。

 続けて「監督に褒められたい一心で懸命にやった。私はそれから何一つ変わってない。ここにいる2人の女優さん(杉咲花、岡村いずみ)と同じ気持ち。映画でリアリティーのあるおばあちゃんになって、しわをちゃんと映してもらい、20年後にまたここに立ちたい」と決意を語った。