“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(33)が6日、都内で行われた映画「ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ」(18日公開)の公開記念トークイベントに登場した。

 同作は将来を期待されるも、下半身スキャンダルで炎上・失脚した米民主党議員の物語。上西氏は自身の体験を踏まえ「炎上する方は悲劇だが、世間の人は喜劇としか見ていない」と述べた。

 イベント後の囲み取材では、この日、日本維新の会の公認候補として次期衆院選に千葉1区から出馬する意向を表明した元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)をメッタ斬り。同氏の記者会見について「例の透析発言を改めて謝罪したようですが、あれはウソ。こないだ話していたことと違う」と断罪した。

 上西氏によると、先月開催された某トークライブで、長谷川氏は自身を正当化するような発言を連発。上西氏は「全く反省していない」と確信したそうで「そんな人が議員になったらダメですよ」と訴えた。

 当選確率について聞かれると「ゼロ。有権者を舐めてらっしゃるのかな。本当に受かると思っているんですかね?」と挑発。所属政党が“怨敵”の日本維新の会であることもあり「維新は候補者選びに苦しんでいるから、知名度だけで長谷川さんにしただけ。比例票獲得の道具に使うつもりでしょ」と最後までコキ下ろした。

 ここまで言えば、長谷川氏らの反撃は確実だが、上西氏は「いつ何時でも受けて立ちます!」と、アントニオ猪木参院議員(73)ばりの返答。くしくもこの日のジャケットは「闘魂の赤」だった。