元フジアナ・長谷川豊氏 衆院選出馬正式表明「大変な逆風」と覚悟

2017年02月06日 17時01分

衆院選出馬を表明した長谷川豊氏

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)が6日、千葉県庁で会見し、日本維新の会の公認候補として次期衆院選に千葉1区から出馬する意向を正式に表明した。

 国政挑戦を高らかに宣言する場であるはずが、やはり謝罪から始まった。ブラックのスーツに身を包み、昨秋のブログ炎上騒動について「何度お伝えして頭を下げても足りることはない」と頭を下げた。

 ブログ上で過激な表現を連発した。その理由は、自ら医療現場を取材してアツくなってしまったのが原因と釈明し「その温度感のままで(ブログに)打ち込んだ」という。会見に同席した維新の馬場伸幸幹事長(52)も「言語道断」と切り捨てた。

 長谷川氏は騒動の渦中にあった昨年10月中に、責任を取って全ての仕事をキャンセル。現在は実質“無職”で、結婚式の司会のアルバイトをして日銭を稼ぎ、家族を養っているという。ただ、貯蓄は豊富にあるとみられ、生活自体に問題はなさそうだ。

 フリーアナの仕事については「プロのアナウンサーが言葉でミスったのであれば、アナウンサーに戻ってはいけないと思った」と、現在はフリーアナでもないと主張した。

 馬場氏は擁立した経緯について、長谷川氏と松井一郎日本維新の会代表(53)に「交流があった」とし、本人の猛省もくみ取った上で「維新スピリッツ、基本的政策でほぼ一致している」と判断。「面接した結果、千葉1区にふさわしいとの結論に至った」と説明した。

 長谷川氏は、出馬を決めた背景に吉村洋文大阪市長(41)の存在を挙げ「同い年。子供も(同じ)3人いる」と共通点を語った。吉村氏の熱意とその幼児教育制度に感銘を受けたという。

 自身の政策理念についても「(千葉で)子供に使っている予算が失笑レベルに少ない。子供にかける予算を充実させれば(日本全体が)潤う。1丁目1番地だ」と幼児教育の拡充を訴える。とはいえ、街頭演説ではヤジを浴びる可能性が高い。「大変な逆風。お前みたいなバカなヤツが偉そうに出馬するなという声は当然」と覚悟を口にした。

 この日は、県政記者クラブ会見としては異例の多さとなる約50人の報道陣が駆けつけた。