地下アイドル「仮面女子」メンバーが出演する短編映画「Candle For Minority(キャンドル・フォー・マイノリティ)」(太田信吾監督)の完成披露上映会がこのほど、都内で行われた。

 アリス・フィルムコレクション第8弾の本作は日本とバングラデシュの合作で、テロと差別をテーマにしたもの。主役の女性ミュージシャン・朱莉を演じた桜のどか(26)は「長い時間、何度も何度もスタッフさんや共演者さんと話し合い、台本が20回くらい変わったり、みんなで作り上げた作品だったので、とても思い入れがあります。今回、たくさんの方に見ていただけてとても光栄です」と語った。

 続けて「(テロは)どこか自分には関係のないこと、どこか遠い世界の話、それこそ無関心でした。しかし、この作品を通して世界の見方が変わりました。憎しみからは憎しみしか生まれない。愛は憎しみに勝てるということ。これからも世界中の方々に見ていただき、そんなことを感じ、考えていただけたらなと思います」と話した。