米人気女優エマ・ストーン(28)が米芸能サイト「ハリウッド・リポーター」のインタビューで、子供のころ極端な恥ずかしがり屋で心配性だったという意外な過去を告白した。

 エマが主演したミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞(ライアン・ゴズリング)など史上最多の14部門にノミネートされており、エマ自身も主演女優賞の有力候補といわれている。

 同作で華麗なダンスを披露して熱演しているエマだが、「子供のころはとっても神経過敏な女の子だった」。感受性が強く、いつも不安にとりつかれていて、極端な恥ずかしがり屋だったそうだ。

 2010年に公開された青春コメディー映画「小悪魔はなぜモテる?!」で初主演。ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディー部門の主演女優賞にノミネートされるなど高く評価されてブレークしたが、人気が上昇するとともに不安を感じたという。

「無名でなくなってしまったことで子供のころと同じようなとても不安な感情にさいなまれました。セレブになるのは恐怖だった」

 そんなときにハリウッドのあるロサンゼルスからニューヨークに引っ越した。

「ハリウッドのエネルギーに圧倒されるような感じがしたの。みんながエンターテインメント産業の話ばかりしていて、その環境になじめなかった」

 そんなシャイなエマがオスカーを獲得してハリウッドのトップスターに登りつめていくのか。2月26日(米国時間)のアカデミー賞授賞式が注目される。

 ちなみにエマは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回同賞助演女優賞にノミネートされており、今回は2度目のノミネートになる。