女優の広瀬すず(18)が「第41回エランドール賞」新人賞に選ばれ、2日に都内で行われた授賞式に出席した。

 ドラマに映画にCMに幅広く活動し、多忙のイメージがあるが、「(去年は)半年くらい空いたりして、映画を見たり考えたりする時間が多かった」と意外な事実を明かす。

 現役の高校3年生でもある。卒業については「できます」と無事、門出を迎える。「(これまでは)等身大の役が多かった。(卒業を機に)いつかはスーツを着て(演じて)みたい」と話した。

 主演映画「ちはやふる」続編の撮影が控える。同作ではセミロングのポニーテールスタイルだったが、現在は別作品の撮影のため、広瀬の定番とも言えるショートボブに戻っている。

 プレゼンターとして登壇した「ちはやふる」の小泉徳宏監督が広瀬の髪の長さを心配すると、広瀬は「監督に言われて、心に刺さった」と苦笑い。「(頭皮や髪に)刺激を与えると(髪が)伸びる。今からやらなくては。やらないよりは伸びるだろうと。(今は)ポニーテールができない。がんばる」と驚きの方法で髪を自力で伸ばすと宣言した。

 同賞は将来性ある役者を表彰。広瀬らは新人賞を獲得した。

 なお広瀬は、ビートたけし審査委員長(70=本紙客員編集長)が選考する「第26回東京スポーツ映画大賞」(授賞式は26日・都内)で助演女優賞に選出されている。