大塚愛(34)が1日、日本一早く花見を楽しめるデジタルアート展「FLOWERS by NAKED」(東京・日本橋三井ホールで2日から)のプレス内覧会で久々に公の場に現れた。

 かつての“恋愛ソングの女王”も、2010年に「RIP SLYME」のSU(43)と結婚し、翌11年には長女を出産。以来、花見には行っていないというが、大阪出身の大塚は「東京の花見は寒い印象がある。夜は冷え込むので、最初はお酒が入ってテンションが高いけど、結局、風邪をひく」という独特の印象があるという。

 それだけに「ここ(アート展)は風邪を引く心配がなく、夢か現実か分からない居心地のよさがある」と説得力あるPR。現在は子育て最優先で、妊娠を機に酒断ちし、最近は「たしなむ程度」だとか。

 5歳となった愛娘は、母親の仕事に理解を示して「何か手伝えることはないか」と言うほどに成長した。大塚も娘を気遣い「やっと少し自分の時間ができるようになった。今後も子供に負担をかけない程度に仕事をしたい」と“ママさんシンガー・ソングライター”らしく意気込む。

 恋愛ソング業界は若手の台頭ですっかり世代交代。昨年末、日本レコード大賞を受賞した西野カナ(27)などの世代に比べると大塚も若さで負けるが、この日はしっとりした大人の色気ムンムン。ママの貫禄をタップリ見せつけていた。

 同展のテーマソングとして提供した新曲「サクラハラハラ」は15日にリリースするシングル「私」に収録されており、そのミュージックビデオも桜をモチーフとして、独身のときとはひと味違う落ち着きがあると早くも評判になっている。