女優の高橋ひとみ(55)が1日、東京・新宿区のアグネスホテルで行われた「第4回サクラアワード ワイン審査会」に特別審査員として出席した。

 ワインの国際コンクールである「サクラアワード」は審査員が「全員女性」という世界的にも珍しい会で、日本全国のワイン業界に携わる420人のプロたちが5日間にわたり、世界中からエントリーされた4212本をテイスティング。価格帯などには深くこだわらず、女性目線で見つけた「楽しくおいしいワイン」を格付けする。

 ワイン産地国の一つである「南アフリカ共和国」の親善大使を務める高橋は、その縁で同アワードに参加。会場入りした紫色のドレス姿の高橋にプロの審査員たちも「美しい…」と感嘆の声を漏らし、拍手で出迎えた。1本あたり3分程度の審査時間とあって、審査は緊張感いっぱい。高橋も真剣にテイスティングを繰り返した。

 高橋は「審査の真剣さにびっくりしました。赤ワインのテイスティングなどは、唇が真っ赤に染まっちゃうぐらいになります。プロの方に審査の仕方などを聞いて、頑張りました」と本紙に感想を話す。

 自身の好きなワインについては「私はまず『香り』ですね。自分の好きな香りのワインに出会うと、その香りに溺れたくなるぐらい(笑い)。白ワインのドライが好きですね」と笑顔を浮かべた。