辻本茂雄 芸能生活「30周年記念ツアー」で全国行脚

2017年01月31日 17時39分

芸能生活30周年会見を開いた辻本

 吉本新喜劇座長の辻本茂雄(52)が31日、大阪市の吉本興業本社で芸能生活30周年会見を行い、5月から「辻本茂雄 絆で30周年記念ツアー」で全国行脚することを発表した。

 

 辻本は競輪選手を目指し、強豪校の和歌山北高校に入学。主将になると、全国大会でも入賞した。ところが、両足の骨の腫瘍で断念。そんな時、NSC5期生募集のポスターを見て入学した。

 

「そこから30年も続けてこれたのは本当に幸せなことです。まだ、これから30年、桑原(和男)師匠みたいに80歳になっても頑張ってる役者さんもおられますので、そこに到達できるようこれからも頑張っていきたいと思います」

 

 新喜劇では昨年、井上竜夫さん(享年74)、島木譲二さん(享年72)と2人の名役者が相次いで死去した。

 

 新喜劇の人気キャラクター“茂造”に扮し、元気なおじいさんを演じる辻本は井上さんについて「ヨレヨレなのにおもいっきり走って逃げたり、竜じいにしか取れない笑いがあった。竜じいは17歳から老人役をやってましたが、同じことをやったら勝てないので、僕は元気なじいをしようと思いました。竜じいのような切れのある芝居をできるように頑張りたいですね」。

 

 島木さんについては「若手には『今日はお客さんが重いな』と尻ごむ子が多いんですが、どんなお客さんでも盛り上げようとしたのが島木さんでした。そのパワーと信念を引き継いでいきたいです」と語った。

 

 2009年から「茂造」のルーツをひもとく物語シリーズを開催している。最新の9作目「茂造の絆 きずな」(4月25日~5月8日、よしもと祇園花月)では、妻役や息子役のオーディションも行う。「全国ツアーと祇園花月公演の内容は全く違いますが、お客さんには必ず笑って、泣いて帰ってもらえると思います。それくらい自信があります」と意気込んだ。