女優の米倉涼子(41)が26日、都内で行われた映画「ラ・ラ・ランド」(2月24日公開)のジャパンプレミアにゲスト出演した。昨年12月30日に会社経営者の元夫と離婚を発表して以来、初めての公の場だ。

 米倉は主演俳優のライアン・ゴズリング(36)とデイミアン・チャゼル監督に花束を渡すため、銀色に光るミニワンピースに黒ベースのキラキラ光るベストを身に着けて“美脚全開”で登場。いきなり「すごく格好いいんだもん!」とゴズリングを目の前にしてうっとり顔を見せた。映画については「役者からすると、冒頭のピアノやダンスのシーンでカメラを回しっぱなし(長回し)で撮影しているのはすごい。見たときは思わず拍手しちゃいました」と大絶賛した。

 同作は第89回米アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を含む最多の14ノミネートを果たしたミュージカル映画。米倉も7月に米ブロードウェーで主演ミュージカル「CHICAGO」を5年ぶりに再演するとあって、刺激を受けたようだ。

 そんな米倉は2014年12月に2歳年下の会社経営者と結婚したものの、15年3月に別居が明らかとなり、昨年末に離婚。この日が離婚後、初の公の舞台だっただけに、報道陣からは「独身に戻った心境は?」「今年は心機一転ですか?」などと質問が飛んだが、米倉は報道陣をチラ見して無言で立ち去った。

 別居報道以降、米倉はイベントに出演した際、大音量の音楽をとどろかせて、報道陣の質問をシャットアウトしてきた。これには批判的な声が多かったが、この日はハリウッド俳優がいたからなのか、大音量音楽はなし。代わりに事務所関係者が多数出動して、米倉を前後から完全ブロックして報道陣との間に“人壁”を築いて対応した。

 米倉の口から離婚の真相が語られる日はまだまだ先になりそうだ。