“ものまね王”コロッケ(56)が26日、自身がプロデュースするライブレストラン「CROKET MIMIC TOKYO」(東京・港区)で公開オーディションを行い、お笑いコンビ「×—GUN」(バツグン)が出場した。

 苦節27年の×—GUNは以前「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)に出演。PPAPで世界的にブレークしたピコ太郎のプロデューサーで芸人の古坂大魔王(43)と共演していた。

 さがね正裕(46)は「古坂が世界に行ったので、僕らもこのステージからラスベガスに行きたい」とやる気満々。ところが、コロッケから「漫才はいうことなかったが、途中のものまねが似ていなかった」とダメ出しを受けてしまった。

 それでも、さがねは「嫉妬して、見るたびに『スベれ!』と思っていた」と笑わせ「今年は絶対にブレークしたい。ピコ太郎に負けられない」と猛アピールした。

 オーディションには8組が出場し、ダンサーのachaがMVPに輝いた。

 MIMICはコロッケのこだわりから総工費がかさんだうえ「出演者は老舗ものまね小屋と似通っているのに、値段は3倍」とやゆされ“経営難”が伝えられていたが、無事に1周年を迎えた。

 今春からはあべ静江(65)、あいざき進也(60)、フォーリーブス、狩人ら昭和歌謡のスターらも出演し、さらにエンターテインメント色を強めるという。2020年の東京五輪を控え、はたして日本のラスベガスになれるのか。コロッケの手腕に注目だ。