高樹沙耶被告 初公判で大麻所持否認「神様が認めた」発言のトンデモ論理

2017年01月24日 16時31分

高樹沙耶被告

 神様を“悪用”! 沖縄県・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶被告(53)の初公判が23日、那覇地裁で開かれた。本紙の取材で高樹被告は昨年の逮捕前、「神様」に絡めて“大麻礼賛”論を繰り広げ、神事にも悪影響が出ていることが分かった。

 初公判で高樹被告は大麻について「私が所持している物ではない」と起訴内容を否認。共犯とされる会社役員・森山繁成被告(58)は「全て私の大麻だ」と認めた。

 昨夏、新党改革から出馬した参院選で“医療用大麻”の解禁を訴えるも落選した高樹被告。数年前に石垣島に移住後、親しい友人らに“神事”を持ち出しては大麻を礼賛していたという。かつて親しかった人物によると同被告はこう語ったことがあるという。

「大麻は伊勢神宮はじめ、有名な神社でしめ縄や鈴の縄、御幣(ごへい)の結びひもなどに使われている。神様が認めてくれたものなの。一万円札の端にも大麻草が刷ってある。国は認めているということよ。だから吸ってもいいのよ」

 大麻の使用は罪に問われないが、神様を悪用したと言われても仕方がない論理だ。

 高樹被告が逮捕された昨年10月には、鳥取でも大麻の栽培許可を得ていた会社役員が逮捕される大麻事件があった。これらの影響で、厚生労働省は栽培許可をより慎重に審議するよう各都道府県庁に通達を出した。

「全国の神社の総本山・伊勢神宮がある三重県の一般社団法人『伊勢麻』振興協会が昨年末に大麻取扱者免許(栽培者許可)を県に申請したんですが、今月上旬に不許可になった。この団体は神社仏閣にしめ縄や鈴の縄、御幣などに使われている大麻を伊勢神宮がある伊勢地域で国産の大麻を生産して加工。麻の大切さを発信する目的で活動している団体なんです。それが高樹の“大麻礼賛”のトバッチリを受けたということで、関係者は高樹に激怒してますよ」(ある神社関係者)

 高樹だけが原因ではないが、有罪なら神様の怒りを買いかねない。