夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」らが23日、大阪市の吉本興業本社で行われた「よしもと47シュフラン2017」選考試食会に登場した。

 同イベントは、全国47都道府県の主婦が選んだご当地商品を、一般投票やよしもと主婦芸人らが審査し、金賞認定する地域活性プロジェクトだ。

 相次ぐ事業の失敗で借金を背負うかつみ・さゆり。昨年3月には、道頓堀で営業していたスイーツ食べ放題店「ボヨヨンスイーツガーデン」を家賃の高騰を理由に閉店している。

 さゆり(47)は「まだ傷は癒えてません。これまでの店と違って順調だったのに、結婚20周年の記念日につぶれました」と無念そうに話した。

 そんなさゆりを尻目に、夫のかつみ(53)は選考試食会で参考になったことについて「真空パックでお米売ったりしてるでしょ? あれ、おもしろいんじゃないか」と新規事業に色気を見せた。

 だが、さゆりは「腐らなくて在庫は助かりそうだけど、やめといた方がいいと思います。野性の勘です」と淫行疑惑騒動に揺れる狩野英孝(34)の会見でのセリフを交えながらたしなめた。

 それでもめげないかつみは、様々な事業のオファーが届いていることを明かし「医者と患者付きで病院買わへんかと言われました。投資家を募ってファンドのようにしてやりませんか、ってことらしいです」。

 さゆりは「これも野性の勘でやめたほうがいいと思います」と拒絶すると、イベントに参加したお笑いタレント・シルク(年齢非公表)も「訴えられるわ、そんなん。気いつけや」と苦言を呈した。