女性ピン芸人のゆりやんレトリィバァ(26)が19日、大阪市のHEP HALLで行われた「R―1ぐらんぷり2017」2回戦に登場した。

 昨年、一昨年と2年連続で決勝に駒を進めているゆりやんは、シード枠で2回戦が初登場となる。白のドレス姿で「岩の上の少女」というネタを披露したがドレスはピチピチ。聞けば、昨年から10キロ増量し、現在は95キロになっているそうで「衣装があまりにピチピチなので見苦しいから変えようかと思ってるんですが、以前、劇場でもっとピチピチの時にやらしてもらったら、子供が喜んでくれました。聞いたらおなかが揺れてて面白かったと言われました」と変更を迷っているようだ。

 決勝に2度も駒を進めた実力者だが、この日のステージを「めちゃくちゃ緊張して覚えてません。落ち着いていきやー」と自身のギャグを交えて振り返った。それでも、目標は当然「R―1」優勝で「仏の顔も3度までって言うので、今年頑張らないと次がないという気持ちで頑張ります」と意気込んだ。

 ゆりやんといえば「M―1ぐらんぷり2016」で決勝進出を果たしたお笑いコンビ「アキナ」のボケ担当・山名文和(36)への恋心を常々、明かしている。残念ながらいい返事をもらえずにいるが「今でも本命です」と恥ずかしそうに話した。

 優勝した場合、山名にご褒美のリクエストはないかと聞かれると「一緒に映画を見に行ってほしいです」と照れた。だが、内容については「恋愛モノとかじゃなくて男の人がいっぱい出るのがいいですね。奇麗な人を見た後に、横に私がいたらつらすぎるんじゃないかと思うので」とどこまでも山名のことを気遣っていた。